換気扇の油汚れを重曹でキレイにする

油汚れには重曹!

掃除のハウツー関連の記事には必ずといっていいほど出てくる「重曹」。
我が家でも大活躍です。
しつこい油汚れに絶大な効果を発揮します。

毎度キタナイ写真ですみません。
ネタにするために熟成させ過ぎてしまいました。

今日の道具たち

・台所用洗剤:普段食器洗いに使っているものでOK。
・スポンジ:普段食器洗いに使っていたものを、交換するときにとっておきましょう。
うちはダスキンのスポンジを使っていますが、食器を洗う都合だけなので、この作業はどんなものでも大丈夫です。

ダスキンスポンジ3個入り抗菌タイプ モノトーン×2セット分
ダスキン

・霧吹き:これだけはちゃんとしたものを買いましょう。といっても4~500円程度です。100円ショップのものはすぐに壊れるのでおすすめできません。

・重曹(粉):これはディスカウントショップで買ったものですが、内容量が違うだけなので100円ショップのものでも大丈夫です。

・ゴム手袋:これも使い古しがあると良いです。ベタベタになります。
・重曹水:今回の主役(?)です。

重曹水を作る(作っておく)

重曹水は「掃除をしよう」と思った時にすぐ使えるようにストックしておくと便利なのと、霧吹きで直接混ぜると、溶け残った部分がノズルに詰まることがあるので、この方法をおすすめします。
500mLのペットボトルに、重曹を三分の一くらい入れて(既製のじょうごよりも、紙を丸めて作ったじょうごのほうが入れやすいです)、水を満杯にして放置しておくと、飽和した重曹水が作れます。
「重曹水の作り置きがないけどすぐ使いたい」という場合は、市販の重曹水もありますし、水ではなくお湯で溶けば濃いものが作れます。

換気扇を外す

換気扇を外します。換気扇は機種によって異なりますが、プロペラ、止めネジ、外枠、油受けの4つのパーツが外れます。
油受けと外枠は、そのまま手前方向に引き出せば外れます。
プロペラは止めネジが正ネジになっているので、左回しではずれます。普通のネジを緩める方向と同じ(扇風機とは反対)です。
どれも油でベトベトになっているはずなので、衣服や壁などに付けないように気をつけて洗う場所(うちではシンクです)へ運びます。

重曹水をまんべんなく吹き付ける

沈殿した重曹の粉が、霧吹きに入らないように注意しながら、上澄みだけを霧吹きに詰め替えます。
だいたい1回で200~300mL程度使うので、写真にあるような霧吹きであれば、満杯にしても使い切ります。
外した換気扇のパーツをシンクに並べて、まんべんなく吹き付けます。
特にプロペラの裏側に汚れが集中するので、ここにはたっぷり吹き付けておきましょう。
一通り吹き付けたら、10~20分ほど放置します。
この間に、レンジフードまわりを掃除しておくとよりスッキリします。
換気扇と同じように重曹水を吹き付けて、いらないタオルなどでよく拭き上げますが、このときに良く水拭きしないと、重曹の後が白くなるので注意してください。

台所用洗剤で洗う

重曹水を吹いてしばらく放置したら、今度は台所用洗剤で洗います。
ここはもう普通の食器を洗うようにやればOKです。結局素手で洗ってはいますが、かなりべとつくので、やはりゴム手袋は使ったほうが良いと思います。
油受けなどの細かい部分は、キッチンペーパーで拭って洗う、楊枝で落とすなどできますが、「ほどほどで妥協する」も大事だと、個人的には思っています…。

あらかたきれいになりました。

…と、換気扇のプラパーツ部分はきれいに出来るわけですが、モーターのある本体側は手つかずのままなので、そろそろ丸ごと交換時かなあ、とも思っています。

こんなやつを丸ごと取り替えるわけで、簡単だとは聞いたことがありますが、たぶん汚れで苦戦しそうだ…。

掃除

Posted by しー